【雑記】さざなみたちまくる2020
恐ろしく忙しい一年だった。文章をすっかり書かなくなった。
そのせいか「潜る」「取り出す」という
一年前は当たり前にしていた行為がだいぶへたくそになった。
もはや一定のリズムで文章を紡ぐだけの体力がないが、今年をまとめておこうと思う。
2020年はこれまでの総決算のような一年で、
26年間培ったものを少しずつ削り出し、
26年間の間で手に入れ損ねていたものは
回り道してでも取ってこなければならない一年だった。
良くも悪くも「積み重ね」という言葉を強く実感したし、
自分自身の本質を変えるには時間がかかるものだなと改めて思い知らされた。
2019は絶望的に暇だったが、
そんな人生の隙間のおかげで文章と向き合い、
自分の中から文章を取り出す力を得られたのだろう。
今年の忙しさのせいで読書の習慣もこの力もすっかり損なわれかけているが、
まだ鞄に読みかけの文庫本は入っている。ギリギリのところで繋いでいる。
来年は仕事をもっと効率的にこなして、暇を作り出したいものですね。