さざなみ読書録

29歳のペーペー社会人が主に本の感想、ごくまれに創作物などを不定期で投稿します。さざなみも立たないような日常。

台無しにした昨日は帳消しだ

ハックルベリーに会いに行きたいですね。 今日から仕事上の精神的メモも臆面なく載せていきます。 仕事柄、僕はそれなりの人数の前で偉そうに喋らないといけないときがある。というか、かなり多い。 連絡をするのとは違って、喋る、というのがまた難しい。 …

【雑記】MPが たりない!

「おかたづけ」はまるで魔法のよう。 家がきれいになることが魔法のようではなくて、一つ片付けるたびに自分の中の何かを消費するのが魔法のようなのだ。 食べ終わった食器。パンの袋。びん。カン。 そういえば実家の母親は本当に何でもないことのように、音…

【雑記】とんでもない朝にて

時間がないので手短に。 朝はなぜこんなに余裕がないのか。 それでも日ごとに一分一秒と増える可処分時間に思いを馳せると、いよいよ春の訪れを感じる。

【日記】木が怖い

今日、とつぜん、木が怖くなった。 今日は外を眺めていることが多かった。今日の仕事は15分ごとのアナウンス。そのほかは、ほとんどずっと待機だったからだ。 外にも行けず、ものも食べられず、無為に時間が過ぎていくことが耐えられなかった僕は、窓から見…

【雑感】無粋を押し付け合う

夜の扉を開けて行こう 支配者たちはイビキをかいてる ブルーハーツの1000のバイオリンが好きになったのは高校生の頃。勉強、親、教師。ままならないことばっかりだった僕は、この反体制的な歌詞とそれを激しく吐き出す歌に取り憑かれていた。 なんであんなに…

【音楽】graceの虜

先日、妻と藤井風のライブに行った。 ※以下、わずかに藤井風アリーナツアーのネタバレ有り。 当日まで指折り数え、と言うほど楽しみにしていたわけではなかったが、実際に生の藤井風を体感したら、そのあまりの「藤井風性」に虜になってしまった。当日の曲を…

【雑感】マメについて何も知らないね

今週のお題「マメ」 初めてはてなブログの「お題」に手を出してみる。ひたすらアウトプットの訓練。 今週のお題がマメらしいので、マメについてしばし想いを馳せる。小豆、大豆、ピーナッツ……。 あれ、ピーナッツは豆なのだろうか。 そもそも豆とはどのよう…

【日記】スリッパで石を踏み抜いた。

スリッパで石を踏み抜いた。 仕事場の駐車場は砂利と時々大きな石ころが散らばっていて、僕は仕事終わり頃に横着してスリッパのまま車まで向かっていた。 確か職場に置いていこうと思っていた忘れ物を取りに行くつもりだった。 鋭い感触が足裏から全身に走る…

【3日目】カフェについて

たぶん、カフェについては何度かに分けて書くことになる。 研究、修論執筆、採用試験勉強、絶望的な暇つぶしとここ2年の間に耐えるターンがしばしばあった。その期間、印象的なシーンのほぼすべてはカフェと言っても過言ではないくらい、カフェに通っていた…

【2日目】しいたけ

テーマがしいたけであるわけだが、僕はたいしてしいたけに詳しいわけでも、またしいたけへの並々ならぬ思いがあるわけでもない。15分間で書けることと言えばなんだろうと考えているうちに15分どころか一ヵ月半かかってしまった。 しいたけと言えば、昨年…

【1日目】黄金比

【黄金比】 手元の辞書*1の記述。 『長方形のうち、元の長方形から短辺を一辺とする正方形を切り取った際に残った長方形が元の長方形と相似であるようなものの縦と横の長さの比のこと。人間の目に一番美しく映る比と言われている。その数値としての比は大き…

【0日目】書く力を鍛えます

書く力を鍛えます【概要】 明日から毎日、1つのテーマについて雑感・考察・創作をアップします。 「自分の言葉・切り口により」 「テーマに価値を付与できるように」 「通る文章で」書くことを大きな目標に、 まずは書き続けることを意識します。 唐突な決…

【雑記】さざなみたちまくる2020

恐ろしく忙しい一年だった。文章をすっかり書かなくなった。 そのせいか「潜る」「取り出す」という 一年前は当たり前にしていた行為がだいぶへたくそになった。 もはや一定のリズムで文章を紡ぐだけの体力がないが、今年をまとめておこうと思う。 2020…

フョペリまでオクトぬンパスを食べに行ったはなし

先日、オクトぬンパスを食べるためだけにフョペリまで行った話*1をしようと思う。 フリーターはフリーアルバイターを縮めたものらしい。僕はフリーというには時間がかっちり固定されたお仕事をしているので、僕がフリーターに入るかどうかは議論が分かれそう…

【感想】『ロマネスク』(『奇想と微笑』より)太宰治

『奇想と微笑 太宰治傑作選』(森見登美彦 編) を読んだ。 森見登美彦氏は高校のころ読書にはまったときも大学院で読書を再開したときも、まず最初の一冊になった人だ。いわば僕の読書の門のような存在である。 この本はそんな登美彦氏が敬愛する太宰治の著…

【雑記】気に入ったものと暮らす

最近、本を読んでも読書メーター(みねね - 読書メーター)よりちゃんと練ったり調べたりして感想を書くのがつらくなってきたんですよね。冬休みが終わって仕事が始まったせいもありますが、毎晩無気力症候群と不眠症のセットを発症しているのが主な原因です…

【創作】分水嶺

『分水嶺』という掌編小説を書きました。 分水嶺というのは、こういう水の分かれ目みたいなもののことです。 フリー写真サイトで見つけた分水嶺。「T字型」に見える。 湧いてきたイメージと「分水嶺」という言葉をはっきりさせるため 片手間でわかる程度の…

【感想】『それからはスープのことばかり考えて暮らした』 吉田篤弘 2009

よく行く本屋で、平積みされていたタイトルに一目惚れした。「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」である。 実は初めて読んだ吉田篤弘先生。読了後に初めて知ったが、一応三部作の二作目らしい。一作目『つむじ風食堂の夜』は聞いたことがある。読みたい本リ…

【感想】『中国行きのスロウ・ボート』村上春樹 1986

新年一冊目の小説は、村上春樹先生初の短編集『中国行きのスロウ・ボート』。もうタイトルから恰好がいい。 2日の夜に「中国行きのスロウ・ボード」を読み切り、翌3日の夜に残りの短編を一気に読んでしまった。年末に近所の本屋に行った時に、デビュー40周…

試し書き

はてなブログ始めてみました。 主に読書メーター ( https://bookmeter.com/users/929214 ) に書きそびれた大長文感想や、 たまに創作物などを載せていきます。 よろしくお願いいたします。